2004年 9月 2日(木)
新聞に種村季弘氏の訃報を見る。8月29日に亡くなられたという。深更“徘徊老人の夏”(筑摩書房)を読み返す。種村氏は1933年生まれで大谷口の水道タンクより2歳年少である。池袋に育ち、高校は下板橋の都立北園高校(入学時は府立九中のはず)だったと記憶している。

2004年 9月 3日(金)
この夏最後かつ9月最後の平日の休みなのでというもっともらしい理屈をつけて、日暮里から京成電車(少し前の徘徊老人永井荷風に敬意を表して京成電車を選んだ。センチメンタリズムである。)で千葉に行って、千葉高架水槽を熱写した。周辺の地形はアップダウンがキツイため、気温は30℃に届くか届かないかといった程度でも、汗だくの撮影となる。アナデジあわせて80カットあまり撮影した。京成バス、総武線快速、丸ノ内線、東上線を乗り継いで夕刻帰宅し、とりあえずデジカメ画像を1枚加工して、トップページに置いてみた。画像を大きくするとよくわかると思うのだが、塔の上部の円周通路のあたりに監視カメラらしきものが設置されているので、watchtower のようにも見える。

2004年 9月 4日(土)
千葉高架水槽のフィルムをスキャンしようと思っていたら、夕方からたいへんな雷雨となった。落雷でパソコンがこわれることもあるそうなので、パソコンを閉じてプラグをコンセントから抜いた。それでスキャンできず。

2004年 9月 5日(日)
夕刻と深更に2回地震があった。震源地はいずれも紀伊半島沖だそうで、東京では長い横揺れがしばらく続いた。キモチ悪い揺れかたであった。昨日できなかったスキャンをやってしまう。

2004年 9月 6日(月)
とりあえず千葉高架水槽の写真を2枚アップした。後日追加アップする予定である。千葉高架水槽には、桜の葉が散ったあとの冬場にもう一度行ってみたい。

2004年 9月10日(金)
8月11日に撮影した大谷口水道タンクの写真を2枚追加アップする。といっても2枚ともトップページに使っていたものである。ところで、先月29日の朝日新聞都内版の記事にはじまる一過性の水道タンクブームのあおりかなんかで、当サイトがいくつかのブログで紹介されている。リンクを貼られるのはかまわないのだが、勝手に写真やテキストを使われるのは不快なので、トップページと物件センターに、無断で写真やテキストを流用したらアカンでぇ、という警告を出しておいた。
世にあまたブログある中で、癸卯雑識 というブログは、まあ悪質度は低いもののように思う。ワシがやってるのじゃけん、無断流用のおそれはないのじゃ。

2004年 9月11日(土)
早起きして大谷口におもむき、水道タンクを撮影す。水道タンク南側の2棟の職員住宅の解体撤去工事が進んで、水道タンクに近いほうの職員住宅は、すでに上半分が消失していた。冬の晴れた日の夕方近くに水道タンクにその影を落としていた高架水槽の消失を、この目で確認した。帰宅後、デジカメ画像を加工して、トップページに置く。September 11 路線ということで、解体の進む職員住宅を前景に据えたモノである。

2004年 9月18日(土)
9月3日に撮影した千葉高架水槽のフィルムのスキャン作業を再開する。めぼしいものはほぼスキャンできた。編集は後日とする。

2004年 9月20日(月)
今日は彼岸の入りなので、9月3日に撮影した千葉高架水槽の写真をトップページに置く。前景の墓地がいかにもお彼岸という雰囲気を醸し出している、と業務日報には書いておこう。トップページに銀塩モノが使われるのはずいぶん久しぶりのような気がする。

2004年 9月27日(月)
お彼岸が終わったので、トップページの写真を千葉高架水槽の別の写真にとりかえる。晩夏モノか。

2004年 9月28日(火)
午前中に埼玉の現場の作業が終了したので、武蔵野線と東上線を乗り継いで帰宅す。朝霞の駅のすぐそばにある東朝霞団地の解体撤去工事が進んでいる。ここの給水塔もそう遠くない将来に撤去されるであろう。
午後の天気はくもりの予報であったが、晴れて青い空がひろがった。そういう事情ならやむをえない。大谷口におもむき、午後3時ごろより水道タンクを撮影す。水道タンク南側の2棟の職員住宅の解体撤去工事の進捗状況(下のデジカメ画像参照)はといえば、水道タンクに近いほうの職員住宅はすでに消失し、現在は残りの1棟の解体作業中である。こちらのほうの屋上の高架水槽もすでに消失している。帰宅後、大谷口水道タンクの9月11日のページと9月28日のページを作成してアップした。どちらも写真はデジカメ画像を2枚ずつというお手軽さである。フィルムに残した画像の処理は当分先になりそうだ。



2004年 9月30日(木)
千葉高架水槽の写真のページをリニューアルする。新規に6枚アップして、1枚ボツにした。いずれも本年9月3日に撮影したものである。


2004年10月の業務日報

             

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